緑の保全活動を市民、行政、他の事業者と協力して実施し、良好な自然環境の維持・創出、環境保全思想の普及啓発を行う。

団体情報

鎌倉緑のレンジャーの緑地保全活動
URL(HP)https://www.kamakura-gr.org/
連絡先
設立年2015年
正会員数71人
団体種類NPO法人

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鎌倉みどりのレンジャーは、無理なく、楽しく、安全に作業を行うボランティア精神を堅持した、開かれた組織です。主な活動フィールドは、源氏山公園、常盤山緑地です。鎌倉市文化財課との史跡協働管理事業も実施しています。鎌倉のみどりについて、ご興味のある皆さまのご参加をお願いいたします。

過去5年受賞歴など

2021年4月 「緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」を受賞

2021年度活動報告

詳しくは下記PDFをご覧ください。

【2021年度 鎌倉市内における緑の整備・保全事業】

①公園: 源氏山公園では15回、夫婦池公園では2回の活動を実施。②市内の自治会との協働: 玉縄台、今泉台他の自治会および活動団体(谷戸池の会)と合計6回の活動を行った。③市内寺社の緑の保全: 建長寺境内の緑地整備、及び妙本寺境内の保安林の整備を実施。

【鎌倉市文化財課との史跡協働管理事業】北条氏常盤亭跡、法華堂跡など5か所の史跡の緑地の整備を合計16回実施。朝夷奈切通、大仏切通 他 史跡切通5ヶ所の定期巡回を5月から隔月で実施。

【特別緑地保全地区の整備】 常盤山緑地の外縁部および寺分一丁目緑地 などで合計12回の活動を実施。
【常盤山県有緑地の整備】 常盤山県有緑地の竹林整備を18回実施。
【大船フラワーセンターの植物管理】38回実施。
【みどりの調査事業】 源氏山公園における樹木調査を11回実施。 

2022年度活動報告

延べ活動回数:160回(活動場所:市内公園・緑地および県有緑地)

延べ活動参加人数:1,461人(内訳:会員1,321人、鎌倉市公園協会・文化財課など46人、自治会・市民代替など94人)

紹介記事「パートナーズ89号」(2018年12月発行)

~より安心して気軽に森や樹木と触れ合えるように~   

 先人達が残してくれたこの緑豊かな自然環境をうまく利活用し次の世代に残していく活動を、私達と一緒にやりませんか?鎌倉には緑の保全活動をしている団体が沢山あり、それぞれが目的をもって活動をしておりますが、まだまだやるべきことは山積みです。これらを解決するためには、より多くの一般市民の力が不可欠です。  

 私は、子供を育てるための自然環境を求め、海や山があり緑多い鎌倉の地に憧れて 2000 年 5 月に鎌倉市に引っ越してきましたが、森には簡単に入れないなど、この自然豊かな環境が青少年の育成に活かしきれていない点を痛感しました。また、県有地や市有地の木々が倒れたまま放置され、台風や大雨のたびに土砂崩れや倒木が発生し、市民生活を脅かすまで里山の荒廃が進行しているのを目の当たりにしました。子どもの頃から鎌倉で育った方からは、昔は山の中で走り回っていたと聞き、まずは、その環境を取り戻し子どもやお年寄りが安心して森や樹木と触れ合えるように整備をしていきたいと考えるようになりました。  

 子供と参加した木こり体験を機に、2003 年に市みどり課が主催していた「かまくら緑のレンジャーシニア講座」を受講し、引き続きその受講生 OB 達の自主活動に参加、源氏山を中心に里山整備の技術研鑽をしてまいりました。そして、2013 年に代表世話人となり、受講生以外への門戸を広げるため 2015年には任意団体から NPO法人化し、理事長に就任しました。会員が気持ちよく楽しんで活動できる環境作りをしてまいりましたが、高齢化に伴い実働会員数維持がやっとで、思うように事業拡大が出来ない状況です。そこで、自治会や他団体と協働活動や市文化財課との史跡の協働管理作業などをはじめましたが、まだまだ、人手が足りておりません。その対策として緑地の近隣住民はもとより、体験型里山保全事業を新たに実施し、市内外から会員以外の参加者を募り、もっと気軽に鎌倉の緑地整備を楽しみながらできる企画で、マンパワーを確保していければと考えております。詳細は、ホームページをご覧ください。(山内政敏さん  NPO 法人鎌倉みどりのレンジャー 理事長)