鎌倉観光文化検定発起人。 鎌倉検定を通じ、鎌倉の魅力を再発見、再発信しています!

団体情報

URL(HP)http://kamakurakentei.cocolog-nifty.com/blog/
連絡先
設立年2005年
正会員数14人
団体種類任意団体

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当会は、当初「鎌倉検定の実現を目指す会」として発足。鎌倉でご当地検定を実施し、鎌倉ファンを全国に増やそう!と私たちは、市民の立場から声をあげました。検定実現後、名称を「鎌倉検定市民の会」とし、現在は「鎌倉検定歩き学び塾」を運営しています。塾は、鎌倉検定の合格を目指す方や鎌倉の魅力を再発見したい方などを対象に月一回、午前は座学、午後は歩きながらの実地研修を行っています。(現在コロナのため講座は休止中、バスツアーのみ開催)

2021年度活動報告

コロナ禍でこれまでのような対面で一斉の講座が成り立たず、オンラインも試みました。なかなかこれまでのような実地スタイルの活動に戻るきっかけがつかめず、毎月の定例講座は休止状態。年に一回のバスツアーのみ定員半分の人数で実施した。(大河ドラマに合わせて伊東方面へ)

紹介記事 タウンニュース鎌倉 2021年12月10日号

 鎌倉に関する歴史や文化などの知識の深さを認定する「鎌倉検定(1〜3級)」。合格に向けて学ぶ「鎌倉検定歩き学び塾」の一環で、日帰りバスツアーが2010年から毎年のように開催されている。11月27日に実施された今年のツアーでは、来年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のゆかりの地を巡った。

 今回で13回目を数える「鎌倉検定市民の会」主催のバスツアーには、25人が参加した。検定合格者をはじめ、大河ドラマ放映前に知識を深めておきたいという市民らを乗せた一行は、神奈川県内、さらには静岡県まで足を伸ばした。

 最初に訪れたのが、真鶴町の「しとどの窟」=写真【2】。鎌倉幕府成立前の1180年、石橋山の戦いで平家に敗れた源頼朝が身を隠したと伝えられる洞窟だ。大河ドラマでは中村獅童さんが役を務める梶原景時が、平家方でありながら敵・頼朝の居場所を知ったものの、見逃し助けたと言われる。その洞窟に参加者たちは、「思ったよりも狭い」と驚きを見せた。

「現地で体感、膨らむ想像」

 続いて、石橋山の戦いに敗れて頼朝とともに逃げた7騎が祀られる「七騎堂」(湯河原町・城願寺)=写真【3】=へ。ほかにも、伊東祐親の娘・八重姫と頼朝が密かに会っていた場所とされる静岡県伊東市の「音無神社」=写真【1】=などを巡った。北条政子の安産を祈願したと伝わる大磯町「王福寺」では、普段は公開していない薬師如来像を見物。検定1級取得者の材木座在住・伊藤千津江さん(76)は、「個人で行っても見られないようなものがツアーではお目にかかれる」と声を弾ませ、毎回のように参加している。

 妻に誘われ、ツアーに初めて申し込んだのは七里ガ浜在住の古川敏雄さん(68)。「大河ドラマが始まる前にいろいろと調べていたが、実際に現地を体感したことで想像が膨らんだ。放映が待ち遠しい」と笑顔で振り返った。主催者は「コロナ禍で検定や塾の講座ができない中、ツアーが開催できてよかった。今後もドラマの楽しみ方を皆さんと見つけていきたい」と話した。